成功者の声

令和元年度弁理士試験合格者 T.Oさん

 私は、代々木塾で勉強を始め、短答条文解析講座、論文基礎講座、論文趣旨講座、論文事例問題講座、論文基本問題講座、塾長論文ゼミ、論文直前答練、口述逐条問題集を受講しました。
 学生の頃は通学、社会人になってからは通信で受講しました。
 受講してきた中で感じたことは、代々木塾の資料で表現された文章をそのまま論文試験の解答、口述試験の回答に使用することができます。
 他の会社から出版されているものは、受験生がわかりやすい表現や、学術的に一般的な表現になっている印象ですが、弁理士試験で答案を作成するときには、青本、改正法解説書、審査基準等の特許庁の公式文書で表現された表現を組み合わせることが、一番重要であり合格の最短ルートであると感じています。代々木塾の講座を何度も繰り返し読み、聴くことで、その表現力が身に付いたことが合格の決め手だと感じています。
 短答条文解析講座は、講座の聴講、講座の書き写しを全範囲に渡り実施したことが、4法・条約・著作権・不正競争防止法の全体の理解が一気に深まり、弁理士試験で必要な知識の全体のレベルアップをすることができました。
 塾長論文ゼミでは、答案作成も十分でない頃から、模範解答の書き写しに取り組み、答案作成で使える表現をそのまま自分の体に覚えこませました。また、堤先生の赤ペンの添削を繰り返し受け、復習することで、論文の答案作成の力がついてきたことを感じました。
 学生の頃に一度勉強をしたときは、他社との比較を全くしたことがなく、堤先生の言うことを信じて勉強を続け(当時は鵜呑みにして)、初めて受けた論文試験は2科目がAの結果でした。1科目がEの結果であったため、論文試験は不合格でした。
 翌年以降は社会人となり、仕事が非常に忙しく、勉強する時間が全く取れず、弁理士試験合格を諦めていました。しかし、仕事の忙しさに慣れた頃に、改めて勉強を再開することを思い立ったときは、過去の受験結果を踏まえて、迷いなく代々木塾を選択しました。この選択は間違っていなかったと確信しています。

令和元年度弁理士試験合格者 A.Mさん

 代々木塾で、平成27年に論文短答入門コースを受講するところから弁理士試験の勉強を始め、令和元年度に最終合格することができました。途中、他の大手の予備校の講義も受講しましたが、代々木塾の講義は短答から口述まで全て受講しました。足かけ4年と、決して短期合格ではありませんでしたが、最終合格まで到達することができたのは、代々木塾で勉強を始めたからだと思っています。
 代々木塾が大手の予備校と比較して優れていると思った点は、理解に重きを置いた講義だと思います。大手の予備校ではゴロ合わせ等の受験テクニックや、青本/判例の要旨を数行抜粋した要点集などが用いられていました。もちろん、弁理士試験は試験範囲が膨大であるため、必要悪としてゴロ合わせや要点集を用いた勉強も多少は必要だと思います。しかし、ゴロ合わせや要点集ばかりを用いて勉強しても表面的な理解しか身に付かず、条文は何故そのように規定されているのか、等まで踏み込んで理解することが難しいため、短答試験は通過することができても、論文試験においては十分に理解を表現することが難しいのではないかと思いました。堤先生は入門コースの頃から、「考える勉強が大事だ」と繰り返し仰っており、代々木塾の講義は単に暗記ではなく、理解する/考えさせることに重きを置いた講義だったと思います。堤先生の深い知識に基づく詳細な解説講義は、決して表面的な解説に留まらず、毎回のように新しい発見があり、知的好奇心が刺激されたことを覚えています。
 一方、堤先生の講義は決して易しいものではなく、特に初学者の頃は一度聴いて全てを理解することは難しく、何度も何度も繰り返し聴いて学習する必要があると思います。しかし、弁理士試験が条文の理解を問う試験であるとするならば、小手先の受験テクニックに頼らない代々木塾の講義が、結局は最終合格への一番の近道なのではないかと大手の予備校の講義も受講した身としては、今は思うことができます。
 最後に、厳しくも、質問をすれば毎回丁寧に回答頂き、ご指導頂いた堤先生に御礼申し上げます。

平成30年度弁理士試験合格者 M.K.さん

平成30年度弁理士試験合格者 M.K.さん

 私は、平成26年4月から、弁理士試験のための勉強を代々木塾でスタートしました。平成30年度の弁理士試験に合格するまで4年もかかってしまい、短期で合格することができませんでしたが、最終合格という結果を出すことができたのは、堤先生のおかげです。
 勉強を始めたころは、講義を受けても、なんのことなのか全く理解できませんでした。しかしながら、何度も繰り返し復習をしたり、不明な点があれば、堤先生にしつこく質問をして、徐々に理解を深めていくことができました。
 短答対策としては、短答条文解析講座が役に立ちました。短答条文解析講座のテキストは、短答に合格するための情報がすべて盛り込まれています。短答条文解析講座の受講後、復習を繰り返したほか、塾長短答ゼミや短答答練会、直前答練会の出題範囲にあわせて、短答条文解析講座のテキストを何度も繰り返し読み込み、知識の定着を図り、的確にアウトプットできるように努力をしました。その結果、初めて受けた平成27年度の試験では、39点で合格することができ、短答が復活してしまった平成30年度の試験でも、48点で合格することができました。
 論文対策としては、論文講義基礎講座と塾長論文ゼミが役に立ちました。平成27年度の論文試験を受けた後から、塾長論文ゼミを受講しました。それまでも論文対策の答練を受けていたものの、短答に注力していたこともあり、塾長論文ゼミを受講した最初の頃は、まともな論文を書くことができませんでした。そのため、塾長論文ゼミのテキストや添削されて返却された答案を何度も繰り返して読み込み、復習に注力しました。また、堤先生の採点は、的確であり、堤先生から指摘を受けた点を、次回以降の答練で活かすことによって、どのようにして答案を構成し、どのような流れで論文を書くのかという力を養うことができました。その結果、平成28年度と平成29年度の論文試験は、意匠で足切りになってしまい、いずれも平均点53点で不合格でしたが、平成30年度の論文試験では、平均点63点(特許・実用新案法130点、意匠法53点、商標法69点)で合格することができました。
 口述対策としては、口述対策問題集を購入したほか、毎年、口述練習会を受講しました。口述対策のためのインプットは、短答にも論文にも有効でした。平成30年度の口述試験では、無難に突破することができ、最終合格することができました。
 ほかの受験機関にはない、代々木塾ならではの特徴として、主に2点あります。
 まず、毎年のように法改正がありますが、代々木塾のテキストは、常に最新の情報で作成されています。そのため、比較的早いうちから改正法の対策ができるので、試験の直前になって慌てることがありません。この点は、大きなアドバンテージだと思います。
 2点目としましては、堤先生へ質問のメールを送ると、早いときは数分で、どんなに遅くても翌日までには返信が来ることです。そのため、疑問に思ったことは、すぐにその疑問を解消することができ、効率よく勉強をすることができます。
 最後になりますが、堤先生の指導は、とても厳しいものです。ですが、それは、受験者を最終合格させようとするためのものです。中には指導が厳しいというだけで、逃げ出してしまうような人もいるようですが、堤先生の教え通りに、知識を身に付け、理解をすることができれば、必ず最終合格することができます。正確な知識を身に付けた弁理士になるためには、代々木塾で勉強をすることを強くお勧めします。

平成30年度弁理士試験合格者 K.Hさん

代々木塾には、3年間、お世話になりました。
勉強を始めた頃は、難しくてなかなか理解できませんでしたが、3年でなんとか合格できました。
通信でしたが、疑問に思ったことは、塾長にメールで質問しました。
質問のメール数は、膨大になったと思います。
質問するたびごとに的確な回答が返信されてきて、たいへん助かりました。
論文の答案は、さぼらないで、なるべく提出しました。
塾長の赤ペンの添削のおかげで、答案の書き方が上達しました。
必要な事項をきちんと説明するという習慣がつき、これがよかったと思います。
私が通信で受講した主な講座は下記のとおりです。
なお、これ以外にもいろいろな講座を受講しました。
論文基礎講座
短答条文解析講座
短答答練会
論文答練会
塾長短答ゼミ
塾長論文ゼミ

平成29年度弁理士試験合格者 H.O.さん

平成29年度弁理士試験合格者 H.O.さん
 私は、地方在住でしたので、代々木塾の講座は、すべて通信で受講しました。
 短答用の講座として、短答条文解析講座を通信で受講しました。通信であっても、解説講義の音声が提供されますので、堤先生の解説講義を聞きながら勉強し、1回目の短答試験に合格できました。しかし、論文の勉強が間に合わず、論文試験には合格できませんでした。
 2年目は、論文の勉強を初歩からやり直すために、論文入門コースを通信で受講しました。毎週、答案を作成しましたので、12月頃には自力で論文の答案を作成できるようになりました。1月からは論文答練会が始まりましたが、さすがに難しく、十分な答案を作成することはなかなかできませんでした。4月〜6月の論文直前講座も通信で受講して、論文試験にのぞみましたが、合格はできませんでした。
 3年目は、10月からスタートした塾長論文ゼミとサブ答練を並行して受講しました。必要な情報をイップットでき、答案を作成する機会を増やすことができました。1月からは、塾長論文ゼミと論文答練会を並行して受講しましたので、論文の答案の作成能力が格段に向上しました。この調子で行くと論文試験に合格できそうな気がしました。4月〜6月の論文直前講座は前年と同様に受講しました。7月の論文試験では、思うようには書けませんでしたが、9月の論文発表には自分の受験番号がありました。最後の口述試験もなんとかクリアでき、最終合格できました。
 通信でも、まじめに勉強を継続すれば、合格できる試験だと思います。
 代々木塾のお蔭で、最終合格できました。ありがとうございました。

平成29年度弁理士試験合格者 H.S.さん

平成29年度弁理士試験合格者 H.S.さん
 平成27年度の論文短答入門コースから勉強を開始してから3年かかりましたが、やっと、弁理士試験に合格できました。
 最初は、なかなか理解できませんでしたが、がまんして勉強を継続した結果、1年後にはなんとか理解できるようになりました。しかし、力不足で最初の短答試験には合格できませんでした。
 2年目は、塾長短答ゼミと塾長論文ゼミに参加しました。このゼミで、短答と論文の力が格段に向上しました。2回目の試験では短答には合格できましたが、論文はだめでした。
 3年目は、論文に特化して、塾長論文ゼミや論文答練会など、論文の講座で利用できるものはできるだけ受講しました。私は、趣旨の再現が苦手でしたので、趣旨講座はたいへん有効でした。これにより、不足していた論文の知識が相当に増えました。やっと論文試験に合格し、口述試験にも合格できました。
 代々木塾には3年間お世話になりました。ありがとうございました。

平成28年度弁理士試験合格者 佐伯淳さん

平成28年度弁理士試験合格者 佐伯淳さん

 代々木塾では、短答条文解析講座、青本講座、論文演習基礎講座、論文基本問題講座、趣旨講座を受講しました。
 1年目は短答試験に受かることを最優先に短答条文解析講座、青本講座を中心に受講し、短答試験合格後に論文演習基礎講座、論文基本問題講座等の論文試験対策の受講を開始しました。
 結果的に、1年目は短答試験48点で合格、2年目の今年度は、論文試験(全科目A評価)、口述試験と合格し、2年半の勉強で最終合格することができました。
 代々木塾が優れていると感じた点は次の3点です。
 まず1つ目は、講義のテキストの作成と講義を全て堤塾長が行っていることです。そのため、一貫して同じ解釈・基準で講義を受けることができ、さらに法改正に対応した最新の内容で学習することが可能です。他の予備校ではテキストの内容と講師の意見の相違があり、どちらが正しいか判断に迷う場合があると思いますが、そのようなことがありません。
 2つ目は、配布テキストの全ての内容について、丁寧な解説講義があることです。そのため、テキストがなくても講義音声を繰り返し聴くだけで、理解を深めることができます。私は、通勤時間や就寝前などに2倍速で講義の内容を繰り返し聞くことによって、条文の理解を深めることが出来ました。恐らく、全ての講義について10回以上聴講していると思います。他の予備校ではテキストの重要部分のみを講義し、あとは各自で学習するという場合が多いため、講義音声だけの学習では不十分になります。
 3つ目は、質問の回答が非常に早いことです。私は地方在住のため、全て通信で受講しましたが、解らないことについては、いつでもメールで直接聞くことが可能でした。質問をすると早いときには1時間以内で、遅くとも次の日の朝には回答メールが入っており、非常に助かりました。もちろん回答内容も丁寧・的確で、すぐに疑問点を解消することができました。
 どの講座を受講しても間違いありませんが、私のお勧めは「短答条文解析講座」と「青本講座」です。この講座を受講することによって、条文の意味や解釈を深く理解することができ、短答試験、論文試験、口述試験のすべてにおいて非常に役立ちました。
 予備校によっては短期間で受かるためのテクニックを教えているところもあると思いますが、代々木塾の講座を受講し、基礎をしっかり身に付けることができれば、テクニックに頼ることなく、本試験でどのような問題が出ても対処することが可能だと感じました。
 私は2年半でおよそ3600時間、弁理士試験の勉強に費やしました。今振り返ると無駄と思える勉強も多々ありましたが、それがあったからこそ最終合格することが出来たのだと感じています。
 代々木塾の皆様、堤塾長、ありがとうございました。

平成28年度弁理士試験合格者 S.W.さん

平成28年度弁理士試験合格者 S.W.さん
 私は代々木塾のH28年論文短答入門コースを受講し、そこで弁理士試験の勉強を始めることにしました。
 初期は授業の進度についていけるよう、毎週論文講義の予習を数時間かけて行い、論文演習の解答例を理解することに集中しました。私は技術畑の人間でこれまで法律にあまり馴染みがなかったため慣れるまでは大変でしたが、必死に食らいついていくつもりで学習を続けたところ、冬を過ぎた頃には段々産業財産権法の考え方、学習において注意すべき点が見えてくるようになりました。普段の講義と演習の理解を重視した結果、年明け後の論文答練と論文本試験では自力で答案を書く力を身につけることができました。
 足切り点導入があり一番不安だった短答式も普段の授業で鍛えられたおかげで突破することができました。
 論文の本試験では、問題数に対し限られた時間で題意に沿った解答をする必要があります。時間と記載量の配分、記載事項の優先度づけが重要になってくると思われますが、代々木塾で学べば自然とこれらを身につけることができます。授業のレジュメ、演習問題や答練の解答例は必要十分な内容がコンパクトにまとめられているため、合理的であり非常に有用です。
 弁理士試験は短答式でいうと産業財産権4法、不正競争防止法、著作権法、複数の条約まで含み出題範囲が広く、対策はどうしても時間との戦いになってしまう面があります。このため受験生活の早期にポイントを押さえた学習の仕方を習得し、疑問点はすぐに解消できるようにしたいところです。この点、代々木塾では毎週の基礎講座と演習で学習習慣のペースをつくることができ、受験指導経験が豊富な塾長へすぐに学習方法の相談とわからない点の質問することができるため、効率よく勉強できます。
 本気で実力アップをはかり弁理士試験に合格したい方に、代々木塾はおすすめです。
 最後に、厳しくも暖かいご指導と激励により私を合格へ導いていただいた塾長に感謝申し上げたいと思います。

平成27年度弁理士試験合格者 T.K.さん

平成27年度弁理士試験合格者 T.K.さん
 代々木塾には、約10年ほどお世話になりました。
 私は、なまけもので、あきっぽい性格のため、弁理士試験のための勉強も、最初は真剣にやっていませんでした。今から振り替えると、受講料を払って講座を受講していましたので、実にもったいないことでした。
 真剣に勉強を始めたのは、3年前くらいからです。それまでは短答試験を受けてもまったく合格できず、惰性でだらだらと勉強をやっていましたが、家族から冷たい視線を感じるようになり、これではダメだと思いなおし、まじめに勉強することとしました。
 代々木塾の堤塾長には、適切なアドバイスを受けようと思い、何度も面談をしましたが、そのたびごとに勉強時間が足りないと指摘され、落ち込むことが多かったと記憶しています。
 しかし、直近の3年間は、堤塾長のいうことをきいて、まじめに勉強した結果、平成27年度の弁理士試験では、短答試験に初めて合格し、次の論文試験にも合格し、最後の口述試験にも合格できました。
 代々木塾の講座は、現在は、堤塾長がお一人で担当されていますので、講義の内容や配付されるテキストの内容については、安心して勉強できます。堤塾長のいうことを全面的に信頼して勉強すると、早期に最終合格できると思います(私は、最初は、堤塾長のいうことをあまりきいていませんでした。)。
 最後に、堤塾長にはたいへんお世話になりました。この場をかりて、お礼を申し上げます。

平成26年弁理士試験合格者 C.M.さん

平成26年弁理士試験合格者 C.M.さん
 私は、弁理士試験の勉強の大半を代々木塾で学んできました。そのため他の予備校の講座との比較をすることはなかなか難しいですが、私なりに「代々木塾のここが凄い」と思うところをまとめてみます。
(1)タブーなき攻めの解説
 青本や改正本に記載されている趣旨を正確に理解させる講義はどこの予備校でも行われていることだと思いますが、堤先生は「建前の趣旨」の裏にある「ホンネの趣旨」について特に力説されます。一見理解しづらい条文や改正の趣旨も裏から覗くと実はそういうことだったのか、どうりで判らなかったはずだと不思議と納得がいき、結果として記憶への定着度も高まります。堤先生は受講生のそういう心理を知り尽くしているためか難解な趣旨であればあるほど頭に焼き付くように語調もいっそう毒気を増すので、聞いている側はヒヤヒヤしっ放しです。が、このスリルに満ちた講義を数回体験しているうちにきっと病み付きになっていることでしょう。
(2)読むだけで論文力がつく解答例
 論文の答案練習では、正直いって合格点がつくことはあまりなく、練習後に配布される解答例を帰りの電車の中で復習するということを繰り返す日々を送っていました。しかしどんなに難しい問題であっても解答を読んですっきりしないということはまずなく、答案練習を受けるたびに目からウロコが一枚ずつ落ちていくのを実感しました。そして初回の受験のときはまさに五里霧中の状態であったのが二度目の受験では問題を読んでいる間にも答案構成が自然に頭の中に出来上がっていくので「これが同じ試験?」と驚いたものです。以上の体験を総括すると、答案練習で書けなくても配布される解答に書かれている内容を理解するだけで本試への対応力を身につけることができたということになります。これは代々木塾の解答の完成度が講義テキスト並みに高いからに他ならないと考えています。
(3)まとめ
 上記のように論文試験は比較的順調でしたが、代々木塾の口述ゼミに参加していたにも関わらず昨年は不合格となってしまいました。敗因はいろいろありますが主には毎週のゼミの資料の内容を復習するための時間と努力のケチり過ぎであったため(試験の再現を見ればすぐに判ることです)、その後は代々木塾を含め予備校通いはせずに前年のゼミの資料を見直すことを中心にやってきました。結果的には、各科目ともチャイムが鳴る前に割とあっさり終了することができました。以上の私の体験も証明しているように、最終合格までに必要な知識と環境は代々木塾がすべて与えてくれます。そしてそう断言できるようになるまで導いてくれた代々木塾を一人でも多くの弁理士受験を考えている方に知って頂きたいと心から願っております。とにかく一度、御茶ノ水の教室を訪ねてみることをお勧め致します。

平成26年度弁理士試験合格者 M.M.さん

平成26年度弁理士試験合格者 M.M.さん
 私は、大阪に住んでいますので、代々木塾の通信講座でお世話になりました。
 私は、平成25年の論文試験の結果が、特許・実用新案A、意匠A、商標Fという結果でした。平成25年の商標の問題は、題意把握が難しい一行問題でしたので、題意を把握することができなかったのだと自己分析しています。
 代々木塾のことは、弁理士試験のOBから、堤先生の解説はとてもいいという話は聞いていたのですが、大阪では通信でしか受講できないため、受講していませんでした。
 しかし、短答試験の免除が今年で切れてしまうため、何とかFを取らずに、論文試験を突破したいという気持ちから、最後のまとめ的な感覚で3月〜5月に行われる「論文直前答練」、5月〜6月で行われる「論文直前対策講座」を受講しました。
 私が代々木塾の通信講座がよいと感じたのは、レスポンスの速さです。通信講座は、直接質問できないので、レスポンスが遅くなりがちです。しかし、代々木塾の通信講座は、答案を送って、採点された答案が一週間ぐらいで返却されます。そして、疑問に思った点を堤先生にメールで質問すると、早い時にはなんと!10分もかからずに返事が返ってきます(遅くても1日で返信があります)。そのメールに対し、疑問があった場合はまた質問し、と何度も繰り返し、疑問点を解決することができます。通信講座とは思えないレスポンスの速さでした。しかも、その堤先生からの回答内容でさえ、「規範⇒当てはめ」となっており、すごく分かりやすかったです。さらに、どんな些細な質問でも丁寧に教えていただき、とても理解が深まりました。
 通信講座を迷っている方には、是非代々木塾をおすすめします。

平成26年度弁理士試験合格者 K.O.さん

平成26年度弁理士試験合格者 K.O.さん
 私は、弁理士試験の勉強をスタートしてからずっと代々木塾で学んできました。
 塾長の講義は、勉強をすればするほど「気づき」や「疑問点」を与えてくれます。私は、疑問に思ったことは塾長に質問をし、1つずつ潰すことを繰り返しました。そのおかげで、弁理士としての必要な法の基礎を深めることができ、最終合格することができました。
 私は、短答対策、論文対策、口述対策のすべてにおいて「青本講座」が大切だと思います。私自身は、短答試験に合格した後に「青本講座」と「口述ゼミ」を開始したのですが、一番最初から「青本講座」を受講しておけば良かったと思っています。
 勉強法としては、塾長にアドバイス頂いたように、口述試験が終わるまでは定期的に青本の読みこみを繰り返し、青本講座の音声データを3か月に1回は聞き直しました。これにより条文の趣旨が理解でき、論文試験や口述試験でも慌てずに回答することができました。
 また、私は、短答・論文対策として、短答と論文の「答練会」を利用しました。毎週、適度の緊張を持って解くことで、時間配分や論文の答案構成の仕方を身につけることができました。塾長の模範答案や解説はとても解りやすく、また受験生が見落としがちな点に言及してあります。そのため復習の際は、暗記するのではなく、理解することを心がけました。そのおかげで、本試験でも慌てずに出題者の意図を把握することができたと思います。
 私は、この他に論文対策として、「論文条文解析講座」も受講しました。これも法の理解を深めるのにとても役立ち、また審査基準など必要なポイントが簡潔に記載されているので、直前期の見直しに重宝しました。
 私は、口述対策として、「塾長口述ゼミ」に参加しました。ゼミでは、毎回2度、塾長と1対1で練習することができます。理解不足の回答をすれば、塾長に追加の質問をされます。この様子は他のゼミ生に聞かれているので、これも私には良い励みとなりました。実際に本試験でも、条文、青本ベースでの回答が求められるので、塾長ゼミでの練習は自信に繋がると思います。
 最後に、私は堤先生に学ぶことができ、とても良かったと思います。代々木塾では受験のためのテクニックではなく、弁理士として働いてゆくための法の基本知識や考え方を身につけることができます。
 ご指導頂き、本当にありがとうございました。

平成26年度弁理士試験合格者 山本寿夫さん

平成26年度弁理士試験合格者 山本寿夫さん
 私は、手袋のセールスマンでしたが、一念発起、平成25年度の基礎講座(論文講義、論文演習、短答条文解析講座及び答練)を平成24年7月7日からスタートし、平成25年5月26日の短答試験及び平成25年7月7日の論文必須試験を突破することができました。ただし、その年は、選択試験に躓き、最終合格は平成26年度となりました。現在は、特許事務所で、PCT出願、鑑定、調査、外内、商標等の実務を学んでおります。
 以下では、基礎講座をどのように勉強したか、また今振り返って思うことを簡単に述べたいと思います。
 まず、論文講義と論文演習は、充実した内容でありながら、途中参加の初学者でもついていくことが可能な親切な講座だと思います。事実、私は、平成24年7月7日の13回目の講義(忘れもしません、拒絶査定不服審判)からのスタートでした。
 具体的な勉強方法ですが、予習としては、論文講義のレジュメをなるべく早く一読し(青本のチェックもしていました)、次に論文演習のレジュメを一読します。その後は、隙間時間に論文演習のレジュメを何回も見て、週末の小テストに備えました。復習としては、塾長の解説や青本を参考に、レジュメの記載すべてを一定の理解ができるところまで考え抜きました。論文演習のレジュメは、論点や青本をベースとした問題についての模範解答が詰まっています。また、論文講義のレジュメにも再現したい記載(趣旨や判例)が詰まっています。答練や試験本番までは、それらを自在に書けるようにするため、チェックリストを作成し、何回も見ました。なお、この覚える作業を机に座ることができる時にはしませんでした。
 机に座れる時には、短答条文解析講座の勉強(復習)をしました。塾長の解説が1条終わる度に、レコーダーを止めて、青本を読みました。この講座は、非常にレベルが高いと思います。それを分かりづらいと間違って表現する人もいます。今振り返ると、塾長の講義は、洗練された基本書のようなものだと思います。基本書は何度も読んで、その度に理解が深まるものだと思います。それを予習や復習もせず分かろうとするところに間違いがあると思います。この講座を何度も聞いた試験直前になっても、この講座に飽きることはありませんでした。また、実務についた現在も、この講座のレジュメをチェックすることがあります。それくらい内容が詰まっているのだと思います。
 最後に、このような素晴らしい講座が一年でも長く世の中に提供され続けるよう、塾長がいつまでも健康に過ごされることを願っております。本当にありがとうございました。

平成26年度弁理士試験合格者 H.T.さん

平成26年度弁理士試験合格者 H.T.さん 
 私が初めて弁理士試験を受験したのは平成9年で、当初は某受験機関に通っていましたが、途中からは独学で勉強してきました。受験歴は長いものの、勉強が中途半端かつ自己流な為なかなか実力が向上せず、何とか短答は合格レベルとなったのですが、論文には全く歯が立たず、このままでは埒が明かないと思って受験機関を探したところ、代々木塾の評判を聞き、平成24年より受講することとしました。
 以来、平成24年、25年の論文答練、平成26年の塾長口述ゼミに参加しました。
 平成24年の論文答練では、最初、極めて低得点で、特にそれまで青本を殆ど勉強してこなかったこともあり、趣旨問題は全く点になりませんでした。堤塾長より、何度も「合格するにはとにかく青本と仲よくなることだ」と聞かされ、青本の重要性を再認識させられました。その後、青本も徐々に勉強した結果、答練の後半では何とか平均点レベルまで到達することができましたが、科目によって差があり、特に意匠はずっと苦手のままでした。
 平成24年の論文試験は、特実:B、意匠:C、商標:Aで不合格でしたが、代々木塾での答練での成績と論文試験の評価が全く同じ傾向にあることにより、代々木塾での勉強を続ければ必ず合格できる、との確信を抱くことができました。
 平成25年の論文答練では、青本主体の勉強を徹底したこともあり、趣旨問題にも大分慣れ、成績も安定した結果、その年の論文本試験は首尾良く合格することが出来ました。
 しかし、口述試験では準備不足を露呈し、意匠、商標でしくじり不合格となってしまいました。特に商標ではマドプロに撃沈してしまい、まだまだ知識が穴だらけであることを痛感しました。堤塾長の「弁理士試験は、穴が無い者から受かって行く試験だ」という言葉を思い出しましたが、後の祭りでした。
 平成26年は、昨年の轍は踏むまいとの思いで、日曜の塾長口述ゼミに参加しました。
 口述ゼミでは毎週2回から3回、塾長の質問に答えるのですが、正確に答えないと厳しく追及されました。ここで塾長にマンツーマンで鍛えて頂いた為、今年の口述試験では慌てず落ち着いて回答することができ、最終合格を果たすことができました。
 私の場合は、自己流かつ中途半端な勉強の為、なかなか実力を付けることができずにいたのですが、代々木塾ではツボを押さえ効率的な勉強を指導して頂き、大変感謝しております。
 受験生の皆様には、是非代々木塾で勉強し短期合格を果たして頂きたい、と心から願っております。

平成26年度弁理士試験合格者 N.S.さん

平成26年度弁理士試験合格者 N.S.さん

 私は4年間大手予備校で勉強してきましたがなかなか論文試験に合格することができず、ついに短答の貯金があと1回となってしまいました。
 このまま同じ勉強をしていても合格は遠いと思い、思い切って予備校を変えるという選択をし、平成26年論文塾長ゼミを受講しました。
 まず驚いたのは、ゼミでは青本中心の勉強だったことです。
 私は青本が苦手でした。まず字が小さく、もちろん受験生用ではないので覚えられるように工夫して書かれたものでもなく、面白みもないからです。青本を購入していたもののほとんど開いたことはありませんでした。
 また、それまでの予備校では青本自体を読み込むという勉強はせず、青本のうち重要な記載が抜き出されて掲載してあり、そこで覚えるという勉強でした。青本の本格的な読み込みは論文が終わってからでいい、と思っていました。
 ですがこの塾長ゼミでは青本の趣旨の勉強にとても力を入れていたため、青本から広くその趣旨が出題されました。
 青本嫌いの私は当然苦労し、ゼミの順位も年間を通じてほぼ下の方でした。
 また、先生の添削では「青本を再現してください」と何度も書かれました。
 とても落ち込みましたが、今のうちに青本を読み込む機会を作ろうと頭を切り替えました。真っ白な青本には徐々に線や色や印がついていきました。
 最初は理解が浅いまま丸暗記していたのですが、まったく頭に入りません。
 ですが読み込んでいくことである瞬間「そうか」と納得することがよくありました。一度理解ができると丸暗記という辛いステージを卒業することができ、初めて身についたことが実感できました。
 そして一度身につくと簡単には忘れません。
 ゼミでは堤先生が毎回のように「青本を熟読することをお勧めします!」とおっしゃっていて、その意味がわかった瞬間でもありました。
 また、青本の読み込みはなにより口述試験に役立ちました。
 過去問をみればわかるとおりまさに青本から多数出題されていて、丸暗記で乗り切るには非常に苦しいと思います。
 口述試験では正確な言い回しを要求されます。
 同じようなことを答えても青本の言葉で解答しないとなかなか次に進めないこともあり、実際私も口述で試験員の先生に「それはそうなのですが、もっと正確に」「違ういい方はありませんか?」などと何度も言われました。
 そのときパニックにならず「ああ、青本の再現を要求されているんだな」と落ち着いて解答することができました。
 青本はとても膨大ですべてを理解し覚えるということは受験生には不可能だと思います。
 ですが堤先生のおっしゃるとおり、早い段階から読み込みを始めることで青本の言い回しに慣れ、理解を深めることが最終合格へ通じたのだと思います。
 このゼミを通じて青本と向き合う機会を与えていただいたことにとても感謝しております。

平成25年度弁理士試験合格者 高久由紀子さん

平成25年度弁理士試験合格者 高久由紀子さん

 代々木塾で勉強し、3回目の受験で平成25年度最終合格できました。
 勉強を始めた当初は、短答を2回受けて駄目なら諦めようと思うくらいで、何がなんでも合格を、と考えていたわけではありませんでした。
 初めて受講したのは論文講義基礎講座で、最初は全く訳が分かりませんでしたが、受講を続けていくと、実務と条文が繋がることが多くなって次第に勉強が面白くなり、弁理士として、きちんと仕事ができるようになりたいと強く思うようになりました。
 私が論文【講義】基礎講座を受講したのは、短答対策も兼ねてでした。というのも、短答は暗記によるところが大きいですが、理屈もなにもわからず暗記だけ始めても挫折するのが目に見えていたため、初年度は論文講義基礎講座で全体的な知識をインプットすることを目標としたためです。そして、短答対策として、並行して、答練や模試でアウトプットの練習をしました。条約、著作権、不競法については、別途通信で受講して補いました。その結果、短答は1回目で何とか合格できました。余裕のある方でしたら、短答用の基礎講座を受講されるのもいいと思います。
 また、論文対策としては、論文講義基礎講座を通学で受けるかたわら、1ヶ月くらい遅れて論文【演習】基礎講座も通信で受講しはじめました。
 これらの基礎講座のうち、【講義】のほうは、初学者向きの解説が沢山あり本当に丁寧に資料が作成されています。また、テキストは1回の講義分ずつ薄い冊子になっていますので、持ち運びに便利で通勤中の勉強に多いに役立ちました(ちなみにB5サイズなので鞄にも入れやすい)。
 一方【演習】のほうも、初学者向きで、比較的短い問題を複数出題する形式が多かったと思いますが、今、改めて見ると重要な問題ばかりです。最初はこのテキストの解答例を何度も何度も読んで暗記するくらいのつもりでやりました。これらの基礎講座のテキストや問題は、2度目の受験で論文の必須科目を合格するまで使い続けました(※途中で平成23年法改正がありましたので、自分で修正作業は行いました)。このほかには、いわゆる「レジュメ」と言われるものは使っていません。
 弁理士試験用の講座名やテキストには、短答用、論文用、口述用、と便宜上ついていますが、本来は、短答用であっても、論文、口述に役立ち、論文用であっても、短答、口述に役立つはずのものと考えています。そういう意味で、代々木塾の基礎講座は、非常にお勧めですので余すところなく活用して欲しいと思います。
 さて、私は2年目の必須科目合格の年、選択落ちをし、塾長のアドバイスを受けて選択科目を変更して再挑戦となりました。回り道をしましたが、その間も口述ゼミに通い続け、選択免除の方々を見ながら、危機感をつのらせつつ勉強しました。
 代々木塾では、色々な講座から受講したいものを選べますし、塾長は、時に(いつもかも?)厳しくもありますが、淡々と、しかし熱心に教えて下さいます。真剣に勉強する生徒には真剣に向き合ってくれますので、ビビらずにぶつかっていって欲しいと思います。
 最低合格ラインでよいから少ない労力で資格だけは欲しいと思う人ではなく、将来「弁理士」として仕事をしたいと思っている方に、是非代々木塾で勉強をして頂きたいです。
 これから合格する優秀な方々とOB・OGとして出会えるのを楽しみにしています。

平成25年度弁理士試験合格者 M.I.さん

平成25年度弁理士試験合格者 M.I.さん
年齢39歳、受験回数4回、会社員(知財部)

1.受験暦
 一年目 短答 不合格 36点
 二年目 短答 合格  46点(特許法20点、意匠法7点、商標法9点、その他10点)
     論文 合格  特許法A、意匠法B、商標法A
     口述 不合格
 三年目 口述 不合格
 四年目 口述 合格
2.受講講座
 一年目 東京日曜論文ゼミ(36回:前期、中期、後期)
 二年目 東京日曜論文ゼミ(36回:前期、中期、後期)
     論文直前ゼミ室答練(9回)
     論文直前公開模試(3回)
 三年目 塾長ゼミ(口述対策)(9回)
 四年目 塾長口述ゼミ(36回)
3.講座について
 レジュメの質の高さについて、他の追従を許さないと思います。お世話になり始めのころは、それを理解できませんでした。そのことに気づいたのは最終合格が近づいてからでした。基本書(逐条、審査基準、改正法解説書、等)の間違いのない要約。普段から、正確な表現に触れていることが、最終合格への近道だと思います。
 すでに、Web検索等で情報を得ているかと思いますが、塾長は、いわゆる大学予備校の人気講師タイプの方ではありません。ですので、最初は取り付きにくいと感じられる方もいらっしゃるかと思います。でも、本当はとても面倒見の良い方です。私は、三回目のがけっぷちの口述試験、精神的にも、ずいぶん支えていただきました。
4.短答試験について
 6月〜3月、「体系別短答式過去問題集」を4回まわしました。すべての枝について、逐条で出題ポイントを探し、蛍光ペンでマークするやり方です。
 4月〜5月、「年度別 短答式過去問集」を4回まわしました。経験上、本試は「年度別 短答式過去問集」での点数から−5点ぐらいになると思います。この段階で、50点オーバーになっていれば、まず大丈夫だとおもいます。
 このやり方は、論文ゼミの先生に教わったやりかたです。
5.論文試験について
 論文ゼミのみで対策しました。他の受験機関のゼミは利用していません。それで十分でした。他の受験機関の模試も利用していません。
6.口述試験について
 もっとも苦労したのが口述試験です。最後、がけっぷちの精神的状態を、塾長に支えていただき、なんとか最終合格できました。
7.最後に
 論文式試験合格基準について、ゼヒ注目していただきたいのは「47点未満の得点の科目が一つもないこと」という点です。
 これは、ある一科目において、正確でない「ある一言」を書いてしまったゆえ、ある試験委員の先生が「この人、大丈夫なのだろうか?」と感じ、大きく減点すると、全体として不合格になってしまうことがある、ということを意味していると思います。
 それゆえ、レジュメの質はとても大事です。なぜなら、勉強の進め方として、基本書を読んで理解し、理解したことを表現するために、まずは人まね、すなわちレジュメのコピペをすることから始めると思います。そのレジュメに、「ある一言」が入っていたとすると…。ですから、普段から正確な表現に触れていたことが、最終合格への近道であった、と私は思っております。
 もし、皆様のご参考になれば幸いです。一日でも早く最終合格を勝ち取られますよう、お祈り申し上げております。

平成25年度弁理士試験合格者 坂本加代子さん

平成25年度弁理士試験合格者 坂本加代子さん

 私は、H24年度条文解析(通信)、H24年度日曜ゼミ(通学)、H24年度論文答練(通信)、H25年度日曜塾長ゼミ(通学)、H25年度口述ゼミ(通学)を受講しました。 
 条文解析ではH23年法改正をどの受験期間よりもいち早く取り入れて詳細に説明されていましたので、早期に法改正の内容を習得できました。
 同時に受講した日曜ゼミでは改正問題を解くことによって、本試での特許法の改正問題を難なく解くことができました。日曜ゼミでは、出題の意図をくみ取るため、問題を丁寧に読みながらポイントを解説してくれますので、求められている解答として何を書けばよいかということが掴めてきます。
 意匠の本試では、よく塾長が指摘されていて塾長ゼミでも解いていた部分意匠と全体意匠の先後願問題が出題されました。
 口述ゼミは少人数で毎回全員に口述の練習ができますので本番では緊張せずにすみました。
 これからの試験では、新しい形の趣旨問題、本質的な部分を問う問題、条約が絡んだ問題に対応する力が必要とされると思います。
 塾長の知識は豊富で、青本だけでは理解し難い部分を詳細に解説してくれます。
 是非、代々木塾で塾長を質問攻めにして知識を吸収し理解を深められることをお勧めします!

平成25年度弁理士試験合格者 酒井龍馬さん

平成25年度弁理士試験合格者 酒井龍馬さん

 私が、弁理士試験を始めたのは平成3年で、同期の人は現在ほとんど弁理士としてご活躍中です。
 平成9年まで、短答試験(当時は多枝選択式、ゼロ解あり)に一回も合格できず、堤先生のご指導にもかかわらず試験勉強を中断いたしました。
 勉強を再開したのは、平成17年で、あきらめずに勉強していた○○氏と○○氏に東京でお会いしてからです。
 がんばれば、あきらめなければ必ず合格できると励まされ、まず、短答対策として条文、青本から試験勉強を始めました。
 平成17年度は、35点で2点基準に達せず不合格でしたが、平成18年度は、38点でかろうじて合格しました。
 その年の論文試験は惨たんたるもので、体験試験となりました。
 まだ、2年の猶予期間は与えられておらず、平成19年度は論文中心の勉強をこころがけ、○○の答練会に通っていましたが、平均で55点くらいで、なんとか短答は合格したもののその年の論文試験もD、E評価で不合格。
 平成20年度は短答猶予が導入されたにもかかわらず、1点たらずで短答不合格。
 平成21年度に新規一転、代々木塾の松山先生のお世話になり、短答は42点で合格、論文も初めて商標でA評価を頂き、やや自信はついたものの、特許がD評価とひどいものでした。
 平成22年度はさらに、新規一転代々木塾の堤塾長のゼミに加わりました(内心は長年お世話になった先生であるので、かえって躊躇もいたしましたが、合格するなら、恩師のゼミしかないと思い参加いたしました。)。
 平成23年度は短答猶予期間が切れるので、合格したかったのですが、やはり、特許がのびず、不合格。
 平成24年度、青本の理解が足りないと思い、青本の読み込みのゼミに参加し、ひたすら繰り返し勉強しました。
 その成果があったのでしょうか、短答も55点で合格、論文も合格、選択も合格し、口述試験の権利を得ました。
 しかし、口述試験の壁は厚く、特許、意匠で時間切れとなり敗退。
 平成25年度口述試験のみが残され、金曜日の口述ゼミに通いました。
 つらかったです。仕事が終わり、くたくたで堤先生の目の前で質問に答えるわけですから、何度もめまいがしました。しかし、ゼミのみなさんも同じ条件ですので、暗黙の励ましがあり、なんとか1年通うことができました。登山でたとえれば、エベレストの最終キャンプにいる人たちばかりで、いわばアタック隊員です。顔つきが違いました。
 そして、口述当日、「試験官の質問をよく聞くように」との堤先生のご指示を思い出して、流れるように口述することができました。このとき初めて最終合格の実感がわいてきました。11月、合格を確認し長い受験勉強は終わりました。
 最後に、実務修習を終えて、先生の常日頃言われた「そんな弁理士は、いりません」という厳しいお言葉がこれからの私の規範となることは間違いありません。
 ありがとうございました。そして、同期のゼミの方にも感謝したいと思います。

平成25年度弁理士試験合格者 K.S.さん

平成25年度弁理士試験合格者 K.S.さん
 
 私は数多くの資格を取得しましたが、弁理士試験ほど花粉症の影響を受ける試験はありませんでした。
 それは短答式試験が5月なので、その直前の追込み期が花粉症のピークと合致するからです。
 平成24年は花粉が少ないという予測が前年秋に出ていたので、冬から一念発起して弁理士試験に挑戦することにしました。
 この年短答式試験には合格できましたが、論文式試験は準備不足で不合格でした。
 そして7月〜12月初めまで電験2種の勉強をしたため、この間弁理士試験の勉強は全くできませんでした。
 そのため、12月以降弁理士試験の勉強を再開させなければと焦っていたところ、ちょうど12月から始まる代々木塾の”口述ゼミ”を見つけ申し込みました。
 この時点で5か月のブランクがあるうえ、累積の勉強時間も不足している状態だったので、ゼミでは塾長の堤先生の質問にはなかなか満足に答えることができませんでした。
 私は論文式試験にも合格しなければならず、試験範囲の内容全体を早期に把握する必要があると考えました。その目的で受講したのが、”基本問題講座(通信)”でした。
 堤塾長の解説CDには条文や青本の内容だけでなく、その規定が制定されるまでの変遷や、それに伴う過去の改正点の間違えやすい箇所の説明等も含まれていて、毎回盛りだくさんな内容でした。
 このCDを聴くだけで、わざわざ本を2、3冊広げることなく知識を身につけることができました。特に、勉強するスペースのあまりない受験生の方にとっては、ありがたいCDになると思います。
 一方”口述ゼミ”の方は、春が過ぎて夏を迎えても、私は相変わらずたどたどしい答え方をしていました。即答できないと次の質問へと進んでいくシステムなので、回数を重ねても実力がついたという実感が湧きませんでした。
 しかし、このシステムが本番の口述試験にたいへん有効でした。
 即答する態勢が出来ていたので、全科目について時間が余り、気分よく試験を終えることができました。
 昨年の夏の暑さは格別だったので、体調不良のためゼミを休むことも度々ありました。欠席したときは、CDか音声ファイルでゼミの様子を客観的に体験できて、欠席しても不利にはならない感じがしました。
 そして、8月後半からの口述ゼミの”追加開催”にも参加させていただきました。この際、少人数の方が答える回数が増えるからと、堤塾長が早めに募集を締め切ってくださいました。
 おかげで本番の口述試験まで、かなりの回数シュミレーション的な練習を重ねることができました。あいまいな知識に基づいた答えに対しては、堤塾長は粘り強く指導してくださいます。
 受験生の方には、堤塾長のこの指導を受けて弁理士試験の勉強の本質を理解し、一年でも早く合格されることを祈念しています。

平成24年度弁理士試験合格者 梅沢崇さん

平成24年度弁理士試験合格者 梅沢崇さん

 平成24年度口述ゼミに参加し、その年無事に最終合格いたしました。
 口述試験は9割方オーソドックスなことを聞いてきますが、設問の真意を疑うような問題も混ぜ、答えられないと不合格という試験です。
 1年間真面目に勉強してきても、そういう問題に対する備えがなかったら終わりです。
 しかしながら、出す側は何らかの意図があってその問題を選んでいるわけだから、そういう設問の意図に対する気配りが必要です。
 堤先生はその辺経験が長いので、ついていこうと考えました。
 ゼミは、前半が青本の講義で、後半がその範囲についての問答練習でした。
 頭に入れておくべきポイントと、条文についての解釈のポイントについて、講義で解説を受けました。
 後半の問答練習には、事前にポイントとなる点を勉強していき、当日も講義を集中してから臨むのですが、毎回完全正解はできません。
 最初は通常の問題ですが、最後は範囲内の備えのできていない問題を出されました。
 しかし、ノーマークの部分への対応を求めて代々木塾に来たのだから有益でした。
 「そんなの出ない」ところを口述試験は狙いますし、実際商標法のテーマは出願の変更でした。
 まんべんなく勉強させる代々木塾のやり方が、最終合格につながったと思っています。
 大変ではありますが、王道のやり方なので、間違いのない勉強を望むのであればお勧めします。

平成24年度弁理士試験合格者 S.T.さん

平成24年度弁理士試験合格者 S.T.さん

 私は、短答条文解析講座(通信)、論文条文解析講座(通信)、堤先生のゼミなどでお世話になりました。 
 仕事や家庭の都合で、勉強時間は通勤の電車の中と週末1日程度しか取れなかったこともあり、最初から短期合格は諦め、短答は毎年10点ずつ得点を上げることで3年での合格を目標にし、論文は短答合格後に勉強を始めて免除期間内に合格することを目標に勉強をしました。
 短答合格までは短答条文解析講座の録音テープを電車の中や就寝前の布団の中で繰り返し聞きました。この講座は特に印象に残っています。条文の読み方、内容の捉え方などを丁寧に説明されているので、聞いていて面白く、法律一般に興味を頂くことができました。この講座のおかげで、結局、退屈な「青本」は斜め読み程度で合格することができました。
 論文の勉強は、実質、堤先生のゼミのみに絞り、ゼミ前の数時間に必死に勉強し、ゼミ後はすぐに解答のエッセンスを抜き出してノートを作成し、これを記憶するように努めました。一般に論文の解答では、説明を階層的に箇条書きにすることが勧められておりますが、そうしたことも一切行わず、かわりに模範解答の論理の構成の仕方や言い回しを模倣するように努めました。
 堤先生の講義内容は、受験テクニックに偏っていないという点ではおそらく合格者の中でもまじめに勉強をする方をより満足させるものだと思いますが、私のように志が低く低空飛行ぎりぎりで合格を目指していたものにとっても大変役に立つものでした。

平成24年度弁理士試験合格者 井澤茂雄さん

平成24年度弁理士試験合格者 井澤茂雄さん

 私は弁理士試験を6回受験しました。論文試験は2回でパスしたものの、口述試験は3回受ける羽目になりました。
 代々木塾については短答試験向け講座を単発的に通信で受講したことがありましたが、通学で塾長に直にご指導いただいたのは、合格した年の短答試験再合格発表後(7月〜9月)の口述(塾長)ゼミでした。
 私は、まずは8月までに前年度の自分の口述のレベルに到達することを目標にしました。ひととおり逐条的に全範囲を潰す必要があると考えていたため、塾長ゼミはペースメーカーとしてぴったりでした。塾長と一人あたり12分程度の問答をやり、いいかげんな回答をすると、塾長から容赦なく厳しい突っ込みがどんどん入るという厳しいゼミでしたが、本番で、緊張のせいか、混乱しやすい私にはぴったりのゼミでした。
 こうして自信をつけた状態で臨んだ3回目の試験でしたが、やはり試験委員の題意がわからず混乱したり、簡単な問題を言い間違えたりしました。それでも合格できたのは、ピンチでも冷静に対処する粘りがあったこと、その結果、仮に本試では「実力×8割」の力しか発揮できないとすれば、今回の「実力×8割」が合格ラインを何とか超えていたことにあったと思います。
 口述合格のための真のレベル底上げをするためには、青本等の教材を漫然と読んだり、単に暗記してもあまり効果は得られず、塾長ゼミのように緊張した状態でアウトプットする練習が不可欠だと思います。
 塾長ゼミでじっくりと取り組んだため、直前期には口述1回目は6回程度、2回目は2回受けた口述模試をひとつも受けませんでした。口述模試受験の目的は、短答や論文試験のように「類似問題が出題される可能性」を期待するというよりは、口述試験の作法や、試験委員とのコミュニケーション方法をシミュレーションし、「場慣れ」をしておくという意味合いが強いと思います。これらの点は過去の経験上、新たに受験するメリットは大きくないと考えたためです。また、最近の本試験の試験委員の対応と、一般の予備校の口述模試の講師の対応にかなりずれがあると感じていました(例えば、厳しいのはいいのですが、法解釈など本質的なものではなく、作法など形式的な点を厳しくする等の違いです)。
 その点、塾長ゼミで口述対策は十分だったと思います。
 合格後も親身に接していただいた塾長先生には心からお礼申し上げます。

平成24年度弁理士試験合格者 福井淳さん

平成24年度弁理士試験合格者 福井淳さん

 私は平成24年度に最終合格できましたが、多くの期間を代々木塾の講座・ゼミでお世話になりました。
 現在、口述試験がかなりの難関と言われるものの、論文試験が最も大きなポイントということは変わらないと思います。
 私はこの論文試験を何とか一度だけで通過できましたが、これは代々木塾でのご指導に負うところが大きかったと思います。
 論文の練習では「もっと丁寧に」とか「正確に」と朱記された添削が戻ってきます。私は、このようにして戻ってきた自分の答案の各行の訂正欄に、模範答案を書き写すようにしました。答案のこの部分で「もっと丁寧に」「正確に」のためにどう書けば良いのか、そういうことを意識しながら、それこそ丁寧に書き写します。論文の勉強は基本的にこれだけでした。
 あとは、ここから派生している条文、青本、審査基準、裁判例などをできるだけ見る、その繰り返しです。いわば論文の「真似」が主体です。「真似」というのは「真」に似せる、と書きます。私にとっての「真」は明らかに代々木塾にあって、虚心坦懐にそれに似せるようにしたことで多少は「真」にアプローチできたのだと思います。
 受験生の皆さまは更に効率よく代々木塾にある「真」を身につけ、また表現できるようにし、一日でも早く最終合格を勝ち取られますよう、お祈りいたします。

平成23年度弁理士試験合格者 S.Aさん

平成23年度弁理士試験合格者 S.Aさん

 私は代々木塾で論文ゼミや講座、口述対策講座にお世話になっていました。
・短答、論文について
 短答になかなか合格できない時期が続いていたとき、無謀とは思いましたが代々木塾の論文ゼミに入りました。
 代々木塾のゼミはとにかくついて行くのが大変でしたが、自然と論文の書き方が様になるようになっていて、記載量に対する自分の記載スピードも計算できるようになったりと、かなりここで鍛えられました。
 そして答錬が終わった頃短答まで1月足らずとなってしまい、短答に一度も合格してないのに論文の勉強にはまりすぎたと思いましたが、なんとこの年に短答に初合格できました。
 翌年には論文も合格しましたので、短答の勉強ばかりではなく、代々木塾で論文の勉強にシフトしたことがよかったと思います。
 ゼミでは論点を知っているのは当たり前で、それをどう使うかを教えてくれましたので、本当に大変でしたがやりきってよかったと思っています。

・口述について
 口述試験が不合格となってしまったので、堤先生の口述対策講座を受講しました。
 堤先生と面談形式で毎週質問の受け答えをするのですが、最初は何も答えられずに胃が痛む日々でした。
 「先生、胃が痛いです」と訴えても「それは答えられない自分が悪いのです」と諭されます。
 しかしここでついていかなければまた口述落ちとなってしまうと思い、先生のきつい言葉に何が何でもついて行くと自分を奮い立たせながら通っていました。
 堤先生は講義中はかなり厳しいですが、これについていけば知らず知らずのうちにものすごい知識がついてきます。
 そして講義後半では先生のきつい質問に答えられると、にこりと笑って「お見事」と言ってもらえます。
 この言葉が出れば合格です。実際、私はこの年になんの不安もなく口述を終え、無事合格できました。

 この試験はとにかく王道をすすむことが結局近道だと思います。
 代々木塾はこの王道に沿った教え方をずっと貫いてると思います。
 受験生の皆様にはこの王道を信じ切ってついていくことで、一日でも早く最終合格を勝ち取られますよう、お祈りいたします。

平成23年度弁理士試験合格者 Y.H.さん

平成23年度弁理士試験合格者 Y.H.さん

 私は、最終合格まで代々木塾の色々な講座にお世話になりました。
 受講した講座の一部をご紹介します。※現在は名前が変更になっている講座もあります。

 短答試験では、条文や青本を正しく読み解くことが重要だと思います。浅い知識ではひっかけ問題の罠にはまってしまいます。私は「条文解析講座」「青本講座」を通信で受講し、移動時間に繰り返し聞くことで条文や青本の理解を深めることができました。不思議なことに、堤先生の講義は、聞いているだけでも身についていく感覚がありました。条約全般も最初は理解するのがとてもしんどいですが、「PCT特別講座」「マドリッド協定議定書講座」を通信で受講し、ポイントを押さえることができました。(当時、「パリ条約講座」がなかったので、これがあればもっと早くパリ条約の理解を深めることができただろうなぁと思います。)
 私は短答試験にとても苦手意識を持っていたので、「短答ポイント講座」や「短答過去問講座」、「審査基準講座」、「審判便覧講座」なども通信で受講しました。審査基準講座や審判便覧講座は、いわゆる「出るとこ」の講座ではありませんが、全般的に学ぶことができるので、知識の穴ができることを防げますし、これらの講座で得られた知識は弁理士になってからも役に立っています。
 年明けの「短答答練会」では足りない知識を把握し、直前期の「短答模試」で実力を試しました。

 論文試験では、題意の把握、流れの良い文章、裁判例や青本の文言を使って記載することが重要だと思います。沢山の問題にあたって書き慣れることも大事なので、私は主に「答案構成講座」を利用しました。答案構成講座は各1回につき3問〜4問あるので、解き応えがあります。題意把握を間違えてしまったり、項目を挙げられなかったり、正確に書くことができなかった文言については、縮小コピーしたレジュメに蛍光ペンでしるしをつけ、いつでも確認できるように携帯しました。
 裁判例を通読して、重要なポイント(試験で問われるところ)を自力で抽出するのは困難ですが、「裁判例講座」を受講したことで、裁判例絡みの問題にも対応できるようになったのを覚えています。
 論文試験に関しては、代々木塾のゼミを大いに活用しました。論文の実力がまだまだ足りていない時期から、「塾長ゼミ」に参加しました。最初は堤先生のオーラに圧倒されて実力不足の私が質問なんてしていいものか・・・と緊張しましたが、堤先生は意外にも(?)気さくに教えて下さいました。ゼミの度に最低1つは質問できるよう勉強していたので、質問をする度に実力が上がっていったように思います。
 論文についても、年明けの「論文答練会」、「論文直前公開模試」で実力試しをしました。論文直前公開模試の問題は、本試験の問題の傾向に似ており、この模試でいい点数を取ることができれば、本試験にも自信を持って挑めると思います。

 代々木塾でしっかりと論文力を鍛えていただいたおかげで、論文試験には一発合格することができました。しかしながら、論文試験後に気が抜けてしまい、口述試験の対策をほとんど行わなかったため、見事に口述試験に落ちてしまいました。二度目の口述試験までに、「口述再現講座」、「口述青本講座」、「口述練習会(前期・中期・後期)」を通信で受講しました。直前期には堤先生が一対一でご指導下さる練習会にも参加しました。最初は出題されるたびに頭の中が真っ白になり、沈黙してしまったり、たどたどしく応えるのがやっとだったのですが、最終的にはどんな問題が出題されてもスラスラ応えられるまでに鍛えていただきました。

 私は弁理士試験を通じて、何かを成し遂げるには、指導者からの適切な指導がいかに大切かを知りました。最終合格できるまで、堤先生にみっちりご指導いただいたおかげで今の自分があると思っています。この場をお借りして御礼申し上げます。
 現在勉強中の方、これから勉強なさる方には、是非とも堤先生に食らい付いて勉強することをお勧めいたします。